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サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋
サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋 (JUGEMレビュー »)

 堤真一の「地下鉄(メトロ)に乗って」もいいけど、やっぱりトニー・レオンの憎めないトホホ男ぶりはサイコーなのよね!
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身重でサイコパスと対決?!「囚人分析医」
囚人分析医
囚人分析医
アン・ソールター 矢沢 聖子
 「検死官ケイ・スカーペッタ」シリーズが続けすぎの弊害ですっかり色あせてしまった昨今、ハヤカワ・ミステリ文庫で新たなプロフェッショナル・ウーマンが登場した。
 児童虐待や性犯罪専門の司法心理学者、マイケル・ストーンだ。…いや、マイケル・ダグラスでもシャロン・ストーンでもなくて。
 大学病院の精神科勤務の傍ら、独立したセラピストとして治療にもあたる。離婚歴があり、最初の子どもは乳幼児突然死症候群(SIDS)で1歳にもならずに失った、という設定。30代後半か?

 いまは警察署長と同棲し、なんと妊娠8ヶ月の身重で犯罪者矯正施設にグループ治療のため赴くことに。性犯罪者やサイコパスを相手に、大きなおなかで息を切らしながら、むくんだ足で飛び回り、どーすんだよぉ〜とハラハラさせられる。
 もちろん自宅前で襲われるし、クライマックスには矯正施設所長の自宅で、高所恐怖症の夫人と持病持ちの娘をかばいながら立てこもり、銃の名手の男を出し抜かなければならない羽目に…いやぁ米国人、身重でも容赦ないです。安定期とはいえ、読んでるこっちの方がおなか痛くなりそう。
 このヒロイン、なぜかサイコパスの発想や思考パターンが実によく読み取れるらしい。ではニーチェの書いた「闇を覗き込むものは、自分が闇に支配されないよう気をつけねばならない」うんぬん的に、彼女自身もサイコパスの素質あり?と思いきや、70代にしてラスベガスにハマった?母親にハラハラしたり、矯正施設所長の娘で、糖尿病なのに反抗期ならではの無茶ばかりして命を縮めそうな少女の心を解きほぐしたりと、決して「自分以外の人間に関心を持たない」サイコパス的なところはない。

 それにしても、普通、好いたらしい男性ができると、恋愛=通い交際?同棲?>妊娠=出産?中絶?>結婚か?未婚の母か?と女の選択をしていきますよね。当然、同居男性をその後の人生のパートナー、パパとみなして。
 ところがとっくに大人のヒロインてば、妊娠8ヶ月だというのに、自宅にある男性のシャツ1枚を侵入者とみなしてイラつく。女性カウンセラーに「私は一人になりたいのに、彼がいると落ち着かない」と愚痴り「出産後20年は、あなたに孤独の贅沢はないのよ」と諭されてやっと、出産の意味に気づくというていたらく。おいおいおーい。大丈夫かー、"母"になれるのかー?
 まあ、逆に言えば恋愛のとば口ですでに「交際=結婚=相手の両親が舅姑化、妊娠=出産=子育て=産後うつor不妊=不妊治療…うきゃー!めんどくさーい!!」と短絡化してしまう"負け犬"(最大にくだらないと思う言葉)の一人としては、
 (あ、そんなんでもいいのか。人を好きになってもいいのか)
 と気分が楽になったりもするのでした。
 
 シリーズの全訳を望みます。
posted by: nancix | この本を読んだ | 19:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
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