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サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋 (JUGEMレビュー »)

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サラ・ウォーターズ3冊読破
半身
半身
サラ・ウォーターズ Sarah Waters 中村 有希
 そんなわけで、出張中の友は文庫本。今まで「1000円前後するしー」と避けてきたサラ・ウォーターズの「半身」、「荊(いばら)の城」上下を読破しました。「半身」は『このミステリーがすごい』1位、週刊文春1位だったそうで。

 すいません、読み始めはずっと、サラ・ウォーターズではなくミネット・ウォルターズの新作だと思い込んでいたnancix。だって、男の身体や剥き出しの性欲に対する嫌悪感、女同士の密やかな交情、利口で聡明な女が「女ごときに」と舐めてかかった男を出し抜くプロット…と、かなーり共通点があるものだから。「氷の家」「女彫刻家」「鉄の枷」「囁く谺」とかと。
 ただしミネット・ウォルターズが謎にからめてぼかして描く部分を、サラはあからさまに描く。そりゃもう、読んでるこっちが赤面するほど。
 でもってこの作家、貴婦人と身分違いの女(霊媒や侍女)とのカップリングにこだわりまくりです。いやはや。
 男の「従順でどんな命令にも恥じらいながらも従うメイドちゃん萌え〜」の自分勝手な妄想にも辟易するけど、女の"侍女萌え"なんて初めて読んだ。華奢でか弱い貴婦人と、生活力に満ちたくましい下層階級の女? 何とも思わないなー。

 思春期には(私ってもしかして、男嫌い? 同性の方が萌え??)と悩んだ経験のあるnancixだけど、どーもそうでもないらしい、とこんな小説を読むと悟ることができる。男のカラダをいとおしいと感じることができるし、美しすぎる同性異性が「あなたは私の半身」なんて甘く囁いたって「アホちゃうか、そんなワケないやろ、自分のことはようわかっとります。その手には乗らーーん、そんなワケなーい!」と判断する理性も備えてる(悲しいことに)。たとえ仲間由紀恵ちゃんに、シルヴィア・チャンお姉様に、目を細めて妖しいまなざしで見つめられて囁かれても、信じないったら信じない。…多分。

 ところで「半身」の霊媒の"シライナ"という名前、アルファベットで綴ると、あの「妖女サイレーン(セイレーンとも)」と同じになるのだ。それだけでも簡単に心を許してはならない相手だとわかるではないか!

 大学時代に「霊感あるの〜」と自称している長いストレートヘアの仔ネコちゃんタイプ後輩に、腕に腕を巻きつけられペトっとくっつかれ「センパーイ、にゃんにゃーん♪」となつかれ、「センパイの前世はねえ、邪馬台国のヒト!」とワケのわからんご託宣をいただきましたが「ハイハイ、卑弥呼様に額づいて道端で土下座してた奴婢の一人ね」と軽くいなしていたのを、ちょっとだけ思い出したですな。
 彼女もいまでは夫に甘え子どもに甘えて、うまく世渡りしていることでしょうな。
 
 
 サラ・ウォーターズ インタビュー
posted by: nancix | この本を読んだ | 19:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
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