3月21日(祝・水)、普段なら平日の祝日は出勤なんですが、珍しく休みが取れました。
といっても、お金無いしな…(ーー;)
たまたま、地元紙の夕刊イベントカレンダーで見かけたのが「神戸市立王子動物園
入場無料」の文字。
王子動物園は、昭和26年3月21日が開園日だったので、その記念に一般市民に開放するという趣旨でした。
王子動物園といえば、ジャイアントパンダですよ!
仕事で各地の遊園地だのイベント会場だの自然公園だのに出かけては、楽しげな家族連れの姿に(あああ…独身女が独りで来るとこじゃねえ…)と孤独を噛み締めつつジェットコースターに乗りまくった寂しい思い出に懲りず、午後から出かけてみた。
……せっかくのズーム付きデジカメを忘れたので、携帯カメラで失礼。
王子動物園には、コウコウ(オス)とタンタン(メス)の2匹のジャイアントパンダがいます。
2世誕生、2世誕生と動物園さんは躍起になっておられるようですが、某有名人カップルを長年ウォッチしてきたこちとらは、どっちでもええがなの気分なのだ。
四川省臥龍地区の「臥龍大熊猫研究中心(臥龍中国パンダ保護研究センター)」には、はるかはるか将来にしか行けそうにないし、
ほどよくたれているパンダをぼーーっと眺めて、リフレッシュできればいいのです。

いました。パンダ館の野外運動場に。
これはたぶん、オスのタンタンのほう。
何だか室内に入りたそうに、閉まったパンダ館出入り口の前で様子をうかがってから、自分で決めているらしき周回コースをたどり、なかなか観客のそばまで来てくれません。
来るか? こっちに来るか? と思うと、すっと曲がってパンダ館出入り口前に戻る…。
うーむ、じれったい。

これがいちばんアップの画像かなあ。
周囲をかなりトリミングして、この程度です。
画像ではわからないかもしれませんが、遠目に見たときは(白黒じゃなくて、茶黒になってる!)と驚きました。
白いはずの毛が、茶色に見えたのです。
冬毛だからか、単なる汚れなのかは素人にはわかりませんが。

おおっ、目の前に来ようとしている!
あせってシャッターを押したら…「画像が一杯です。削除しますか?」の表示が出た。
64MBのMINI SDカードじゃなあ…。
焦っているうちに、タンタンが近づきすぎて、前足が切れた…。
そして周回コースをたどって、タンタンは戻っていくのでした。
残念がっていると、ぐるっと廻って、また来てくれた!
今度はもっと近づいてくれた!

目の前で、ほどよくたれてくれました。
しかしまあ、まあるくデフォルメされたぬいぐるみやマスコットを見慣れていると、ホンモノの体つきに(やはり、熊に近いんだ…)とハッとさせられます。
ちなみにジャイアントパンダはクマ科なのか、独立したジャイアントパンダ科と捉えるべきなのかは、諸説紛々でまだ結論が出てないらしいっすね。(NHK「ダーウィンが来た!」で仕入れたネタ)
王子動物園では、一応ジャイアントパンダ科、として独立させて紹介しているそうです。
コウコウは、デッキの上がお気に入りらしい。
nancixが野外運動場前に到着した時は、寝転がって無防備におなかをさらけだしておりました。
うわーん可愛いかわいい、おなかの毛をくしゃくしゃにかき回したい!
その時は家族連れの皆さんがヒートアップしてて、その後ろからは到底ケータイを向けられず。
飼育員さんが出てきて、何やら説明されておられたのですが、周囲の家族のおしゃべりや小さい子の金切り声のせいで全然聞こえず。

飼育員さんがホースで水をかけ始め、水を浴びたコウコウが「ブォーッ」っとうなる。
パンダの鳴き声、初めて生で聞いたぞ。
水に追い立てられるようにして、ようやくコウコウがデッキから動きました。
隣の運動場のタンタンは、周回コースに隣との柵の前を加えて、一生懸命隣の様子をうかがっているのになあ。
タンタンの側に見物客が少なくなったので、戻りました。

人工池に口を付けて、水を飲むジャイアントパンダ。
猫の飲み方と、少し違うなあ。やはり足が短いから、こうなるのか…(^_^;)
まもなく、2頭ともパンダ館に入ってしまったので、館内見物コースに入りました。
残念ながらガラスの向こうにパンダはいない。
しかし中国四川省臥龍地区のパンダ保護センターのリーフレットや写真が壁に貼られていて、通路の反対側には、飼育員さんがパソコンで自作したらしい壁新聞があった。
楽しく読みましたです。
臥龍地区の「四姑娘山」って、雪豹に襲われたジャイアントパンダを助けようとして、雪豹に噛まれて死んだ4人の娘の伝説にちなんだ名前だったんですね。
雪豹に立ち向かうって……中国のクーニャンは、勇敢だ…。
その死を悲しみ、最初は純白だったジャイアントパンダらは腕に黒い喪章を巻き、それで目を拭き拭き涙にくれていたら、黒い色が目の周りに移って、今のようなタレ目模様になったんだ…という伝説だそうで。
……泣きに泣くパンダ。
想像するだけでも、可愛い。
そんなこと考えつく中国人民も、可愛い。
他の動物を眺めるひまもなく閉園時間に近くなったので、ゲート近くの売店に入る。
家族連れでそりゃもー、ごった返しておりました。
ソフトクリームも売ってましたが、さすがに寒いので飲み食いは無し。
職場に持っていく「パンダサブレ」6個袋入りを幾つかと、誘惑に負けておすわりパンダのミニぬいぐるみを買ってしまいました。
「神戸パンダ」ぬいぐるみ(特大)2000円にも心ひかれたんだけどなあ。
他メーカー品や上海パンダは、同じ大きさで5000円以上しましたよ!
神戸パンダ、がんばれーーー。
で、来る時はとりあえず阪急電車王子動物園前駅まで乗ったのですが、帰りはケチって、パンダストリートという商店街を抜けて、定期券が使える阪神電車駅まで歩いた。
パンダストリートにも、園内の売店と同じぬいぐるみをそろえたパンダショップがありましたよ! こっちの方が混雑してなくてゆっくりできたかなあ。
のんびり歩いていたら、JR駅前から反対側に行く道がわからず、エラく遠回りしてやっと阪神の岩屋駅にたどりついた…。
JR駅からすぐだったのになあ。失敗、失敗。
子どもの頃、おそらく母親と弟の3人で動物園を見学したはずなんですが、絵本で見て憧れていたゾウもキリンも、すごく臭くて、夢が壊れた記憶しかない…_| ̄|○
パンダはその点、大丈夫。臭いは全くしませんでした。
自宅に帰って気づいたのですが、ベージュの帽子のひさしにケチャップ色の小さな指の跡が、点々と。チキンライスらしい米粒も1個こびりついてました。
そういえばパンダを撮影中、隣のおばさんが幼児をダッコしていて、しきりに「これ! これ!」と叱咤しながらnancixから2、3歩離れていたなあ。
お子ちゃまが、帽子をつかんでいたのか。
あちゃー。
丸洗いできる安物だから、別にいいんだけどね。
「うちの子(孫?)が、すみません」を言われもしなかったのが、何だか寂しかったり。
しかしまあ、花粉症だからとドラキュラ的生活をしている中で、いい運動&気分転換になりましたよ。